「地球温暖化ＣO2削減」「気象異変」「世界的な人口増加」「食料危機」「エネルギー危機」バイオエタノールによる食料高騰」......
どの問題を取り上げても、一国では解決できない問題ばかりです。
しかしながら、我々は企業活動を通じて社会の平和・人類の幸福に貢献出来ることと思っています。当社は、地球規模で進行している「砂漠化」による耕地の減少、｢気象異変」による食料価格の変動、輸入野菜等の病害虫駆除用農薬の危険性「食の安全」、「食料危機」等に少しでも、貢献できる企業でありたい.....。そんな思いから、世界中何処でも（砂漠から極圏まで）食糧の安定生産が可能で、そして究極の安全・安心な無農薬栽培が可能で、且つ大量生産が可能な植物工場の開発を始めました。そして赤色LED植物工場（単一品目大量生産型）を完成させ、開発当初から順調にレタスの生産、販売を進め、いつでも何処でも、安定して大量に生産することが可能となりました。
この植物工場コスモサンファームは少量多品目大規模生産を目的にし、多種多様な野菜が余裕を持って生産できる理想的な完全閉鎖型植物工場となっています。
　2011年1月末に日刊工業新聞社より発刊された「LED植物工場」には、現在稼働中で、もっとも安定した生産実績を上げている北海道岩見沢市の「コスモファーム岩見沢」が掲載されています。この植物工場は照明からシステムまでをすべて我々が開発しました。この「コスモファーム岩見沢」は、LED植物工場を10年間連続で可動させている世界で最も実績のある植物工場です。

完全閉鎖型植物工場開発の基礎技術

当社の所在地静岡県は、温暖な地の利を生かした施設園芸が盛んな環境の中で、農家の方々と共に、 以下の様な植物工場の基礎となる技術力を育てていただきました。

□建築技術
　施設園芸用アルミ温室の設計、建築技術、
□熱利用技術
　省エネルギーを目的に園芸用ヒートポンプの自社開発、システムの開発。
　省エネルギーを目的とし温室内外の保温システムの開発
□革新的栽培技術
　冷暖房技術を駆使し栽培技術の提案（当初苺花芽分化を目的とした苺夜冷育苗装置の
　開発
　その後多品目に普及）
　静岡型養液栽培装置の開発、
□生産システム技術
　土の配合から全ての日常管理を自動化を目的としたグリーンラインの開発
（回転ベンチ式２段〜１２段迄）
　椎茸類等の全自動生産システムの開発
　マスクメロン温室団地のコンピューター集中管理システムの開発
　マスクメロン栽培用全自動水掛ロボットの開発
　マスクメロン栽培ベッドの開発
　種子用乾熱滅菌器の開発
　非破壊果実糖度計開発
□照明技術　
　LED素子の選定からボンディング・アルミ基盤実装・窒素ガス封止・パネル化まで自　社開発